脱毛による赤みはなぜ出る?お肌を鎮静させるアフターケアとは

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脱毛処理をほどこすことによって、よくあるお肌の状態の変化に赤みがあります。実際に起こると、「処理のしかた自体に問題があったのでは?」と疑ってしまう人が少なくありませんが、必ずしもそうとは限りません。

この記事では、長年にわたるエステティシャンとしての経験と、美に関する豊富な知識を持つ丹沢まどかさんに伺ったお話をもとに……

  • 脱毛後、皮膚に赤みが出るのはどうして?
  • 赤みが出やすい部位や悪化しやすい部位
  • 赤みが出たときの対処法
  • 赤みはどれぐらいで引く?長引いたときはどうすればいい?

これらのことについて取り上げています。脱毛による赤みのことで何か不安や疑問がある人は、ぜひチェックしてみてください。

脱毛後、皮膚に赤みが出るのはどうして?

お肌に赤みが生じるというと、悪い理由だけを思い浮かべがち。しかし、実際にはそうではないことのほうが普通です。詳しく見ていきましょう。

脱毛の良い反応

脱毛は毛に熱を加えて処理していくため、毛穴全体が温まり赤みが出ます。反応が出やすい人や出やすい箇所などについては、個人差があるもの。ですが、多くの場合は脱毛の熱が毛根まで適切に加わったために赤みが生じているという通常の反応です。

お肌の乾燥

脱毛処理をほどこす中で熱が加えられたときに、皮膚がカサカサしている状態では赤みが生じやすくなります。このお肌の乾燥によって出る赤みに関しては、長引くことなく落ち着いてくれれば問題はないといえるでしょう。

ただし、サロンやクリニックではお肌が乾燥していると、脱毛を断られてしまうこともあります。

体温の上昇

飲酒など、さまざまな要因により体温が高まると、体内に熱がこもりやすくなり、お肌の赤みが生じやすくなります。サロンやクリニックでは処理後の飲酒など、体温を上げる行為を禁じているところが多いです。

照射の失敗

脱毛するのに適さない箇所に処理をほどこすと、お肌の赤みが生じやすくなることに。また、効果を早く得たいからといって、適切な出力を超えて処理をおこなったことによっても、皮膚の赤みは出やすくなります。

赤みが出やすい部位や悪化しやすい部位

脱毛処理によってお肌の赤みが出やすい箇所には個人差があると述べました。ただ、多くの人に共通する赤みが生じやすく、ひどくなりやすい箇所というのはあります。

腹、Vライン

ヘソまわりやデリケートゾーンは毛の密集度が高く、太い毛が生えている部位です。また、密着度の高い下着を着けていることでムレやすい状態は、お肌の赤みや腫れが引き起こされやすくなっています。

女性で冷え性に悩まされている人は多いですが、このトラブルを抱えている人にとって足はとくに乾燥しやすく、赤みが出やすい部位です。また、濃く太い毛が密集している部位であり、これもお肌の赤みが出やすい理由に含まれます。

シミやホクロ

シミやホクロには、脱毛処理によるエネルギーを吸収し、熱を発する黒色のメラニン色素が多く含まれています。そこに誤って脱毛処理をほどこすと、過度なエネルギーが皮膚に取り込まれてやけどし、赤みが出てしまいます。

日焼けしているところ

紫外線にさらされた皮膚は、刺激からお肌を保護するためにメラニン色素を多量に生成します。そんな日焼けしたお肌に脱毛処理をほどこせば、痕ができてしまうことになりかねません。そのため、サロンやクリニックでは日焼けしたお肌に対する脱毛はNGになっています。

赤みが出たときの対処法

脱毛処理により、お肌に赤みが生じるのは熱が適切に加わった好ましい反応であることが多いもの。しかし、その後のケアを間違うと、お肌の状態悪化につながるため注意が必要です。

冷却する

脱毛処理では熱が加わりますが、それによってお肌が温まっている状態になります。そのため、冷却して熱を発散させていくのが効果的です。

冷水をかける、または冷タオルや保冷剤をタオルで包んだものを脱毛箇所にのせるのが良いでしょう。なお、保冷剤をお肌に直接、長時間当てると凍傷になる恐れがあるので注意が必要です。

保湿する

脱毛後に皮膚の赤みが生じたときには、冷却と同時にお肌の保湿ケアもおこなっていきましょう。皮膚の水分量を保湿によって増量させると、毛に加わった熱を鎮静させて、お肌への負担を減らす効果が期待できます。

体温を上昇させない

アルコールの摂取や入浴、運動は体温を高め、体の中に熱をこもりやすくします。これがお肌の赤みトラブルの悪化などを助長してしまうことになるので、気をつけなければいけません。

断れない飲み会があればノンアルコール飲料にする、湯船につからずぬるめのシャワーだけでさっと済ませる、運動をお休みするといった具合に、うまく対策しましょう。

日焼けをしない

脱毛処理をほどこしたあとのお肌は、非常にデリケートな状態です。脱毛後すぐに紫外線にさらされると赤みの悪化や熱感などの肌トラブルにつながりやすいので、長く日光に当たること自体を避けたり、日焼け止めをたっぷりと塗ったりしましょう

かかない

お肌に赤みが生じている状態では、かゆみが伴うこともあります。我慢できずにかいてしまうと、より肌トラブルをひどくしてしまい、痕が残る原因にもなるので、お肌の状態が落ち着くまでは辛抱するのが良いです。

赤みはどれぐらいで引く?長引いたときはどうすればいい?

脱毛処理により生じた赤みが消えるまでにかかる時間は、個人差があります。どんな場合、人であれば何日ぐらいかかるのか、さらになかなか消えない場合の対処法について見ていきましょう。

赤みが引くまでの期間①:2、3日

脱毛の熱が加わったことによる良い反応であれば、これぐらいの日数で赤みは引いていきます。毛穴のまわりがプツプツと赤くなっている状態が徐々に薄くなっていき、3日も経てばほとんど見えないくらいに引いていくでしょう。

赤みが引くまでの期間②:2週間

お肌が乾燥している人や敏感な人は、赤みが引くまでこのぐらいの期間がかかることが少なくありません。理由としては熱がこもりやすいために、毛穴のまわりからお肌全体に赤みが生じやすい点があげられます。中には毛穴が盛り上がるような赤みや、かゆみが出てしまう人もいます。

赤みが長引いたときの対処法

出た赤みがなかなか治まってくれないときには、鎮静効果が期待できる化粧水を使って保湿をしたり、冷やしたりすることによって落ち着いてくるでしょう。それでも駄目な場合、あるいはそれ以前に不安を感じるのであれば医療機関へ。

また、サロンやクリニックでの脱毛であれば、脱毛を受けたところに連絡し、医療機関で適切な処置を受けるなどするのが得策です。

まとめ

適切に脱毛ができているのを示す反応として、普通に見られる皮膚の赤み。ただでさえ起こりやすい問題ですが、乾燥しているお肌や敏感なお肌を持つ人、毛の密集度が高い部位、照射ミスなどは生じやすくなります。また、脱毛後の飲酒や入浴、運動が赤みを助長する点にも要注意です。

脱毛後のケアとしては、保湿や冷却が基本。ほかには、紫外線対策をおこなうことや、かゆみがある場合にはかかないことも重要です。手を尽くしても長引きそうな場合には医療機関での処置を受けるなどし、お肌への影響を最小限にとどめましょう。

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