乾燥性敏感肌ってどんな肌?うまく付き合っていく術とは

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良好なコンディションの肌を保ったり、つくったりするためには、自分の肌タイプを把握し、それに合ったケアをすることが欠かせません。今回は、複数ある肌タイプの一種である乾燥性敏感肌に焦点を当てて……

  • 乾燥性敏感肌の特徴
  • 乾燥性敏感肌の原因
  • 乾燥性敏感肌のスキンケア方法&アイテムの選び方
  • 乾燥性敏感肌のスキンケアの注意点

について、この肌タイプについてもよく知る寒川あゆみさんによる解説をもとに、内容をまとめました。乾燥性敏感肌になぜなってしまうのか、そして正しいスキンケアのしかたを知って美容に役立てたい女性は、ぜひチェックしてみてくださいね!

乾燥性敏感肌の特徴

乾燥と敏感の2つの言葉が入っているものの、悪い面だけの肌タイプではありません。ここで挙げる特徴から、あなたの肌に当てはまっていないか判断しましょう。

①肌がカサカサしている

一時的な水分不足によるものではなく、慢性的な肌のカサつきが気になっている人は、乾燥性敏感肌の疑いがあります。皮膚の水分だけでなく油分も不足していて、顔が全体的に乾燥している状態です。

②肌トラブルを招きやすい

普段から肌荒れが起こりやすかったり、季節の変わり目に肌のコンディションが悪くなりやすかったりする人は、乾燥性敏感肌に該当する可能性が高まります。また、乾燥状態によるシワ、炎症によるシミなどで老化が助長されがちなのも、この肌タイプの特徴のひとつです。

③コスメがしみやすい

たとえば、クレンジング・洗顔・化粧水がしみないでしょうか?肌の調子が良くないときなど、ひどい場合にはただの水や入浴時のお湯でピリピリすると訴える人も少なくありません。

④アトピー体質である

ある物質に対して、生まれつき過敏でアレルギー反応を起こしやすい状態になっているのがアトピー体質です。皮膚は自ら潤い成分を分泌していますが、アトピー体質の人はもともとその量が乏しいという特徴が見られます。

⑤テカリや毛穴開きが気になりにくい

先述のとおり、乾燥性敏感肌の人は皮膚の水分だけでなく、油分も少ない状態です。そのため、額から鼻筋にかけての部分のテカリが気になりにくく、きめが粗くないため毛穴の開きにも悩まされにくい点が特徴として含まれます。

乾燥性敏感肌の原因

このタイプの肌になってしまうのは、皮膚の角質層の水分を保持する機能の低下と、セラミド不足によるバリア機能の低下のせい。詳しくは以下のとおりです。

角質層の水分を保持する機能の低下

洗顔後、スキンケアをおこなっても肌の内部や表面で水分を保持することができず、乾燥しやすい状態になります。すると、常にカサカサしている感じがし、肌トラブルを招きやすい状態になってしまうのです。

たとえば、乾燥性敏感肌の人は皮膚のハリが失われたり、赤くなったりしやすい点にも気をつけなければいけません。

セラミド不足によるバリア機能の低下

角質層にあるセラミドによって水分を保持しながら、外的刺激から肌が守られています。乾燥性敏感肌の人は、そうでない人と比較してセラミドを持っている量が極端に少ないです。

セラミド不足で水分を保持できず、外敵から肌を守るバリア機能が低下してしまうことで、外的刺激を受けやすくなります。すると乾燥、紫外線ダメージ、スキンケアがしみるなどの問題を招くのです。

乾燥性敏感肌のスキンケア方法&アイテムの選び方

乾燥性敏感肌の人に適した肌のお手入れのしかた、さらにスキンケアアイテム選びのポイントを解説していきます。ぜひ参考にしてみてください。

クレンジング・洗顔

まず、使用する際には短時間でサッと洗い流すようにして、肌に負担がかからないようにしましょう。

次に商品の選び方ですが、クレンジングはミルクタイプやクリームタイプが、肌の乾燥を防ぎながら汚れを落としてくれるのでおすすめです。洗浄力はほかのタイプに比べて弱いものの、肌にかかる負担が軽い点が強みとしてあげられます。

また、洗顔料は洗浄力の高い酵素や、スクラブが入っているものは避けたほうが良いでしょう。購入するときには、石けんなどの肌に対する刺激が少ない洗顔料を選ぶのがおすすめです。

化粧水

アイテムの選び方としては、セラミドやEGF、コラーゲンやヒアルロン酸が含まれている、高い保水力が期待できるものが良いです。そしてそれをたっぷりと浸透させましょう。

具体的には、はじめに手のひらで化粧水を顔全体に浸透させたあと、コットンにたっぷり化粧水を含ませて、肌にぴったり密着させて浸透させます。何度か化粧水を足しながらくり返しましょう。

なお、化粧水がしみやすい場合には、先にホホバオイルやアルガンオイルによって肌に油分を与えると、刺激を感じにくくなります。また、化粧水を塗っても乾燥しやすい場合は、化粧水をなじませたあとに保湿ジェルを重ねるのがおすすめ。そうすることで、肌表面と内部の水分を保ちやすくなります。

乳液・クリーム

まず、乳液・クリームの使用方法としては、乳液をなじませたあと、クリームを伸ばしながら、2回か3回くり返してなじませるのがポイントです。

商品選びのポイントとしては、セラミドや植物エキス配合のものがおすすめ。それから、安全性に関するテスト済み、無添加、炎症を鎮めるのに効果的といった条件を満たしているアイテムが良いでしょう。

乾燥性敏感肌のスキンケアの注意点

スキンケアの方法やアイテム選びのポイントを解説しましたが、補足情報として気をつけたいことを以下にまとめました。乾燥性敏感肌の人は意識してみてください。

負担をかけない

洗顔時やスキンケアをおこなうときに、ゴシゴシすることなどはNGです。このような、肌に刺激を与えるようなやり方をしないように気をつけましょう。

また、洗浄力が強い成分や、アルコール成分が配合されているアイテムの使用は避けるのが望ましいです。

十分な量を塗布する

乾燥性敏感肌の人の場合、とにかくシンプルにスキンケアをおこなうのがポイント。ひとつひとつのスキンケアアイテムの使用量を通常よりも増やして、重ねるようになじませるのが良いでしょう。

日中のUVケアを忘れずに

バリア機能が弱い乾燥性敏感肌の人の皮膚は、ノーガードの状態では紫外線によるダメージが大きくなります。そのため、1日のはじまりは潤い感を長く保てる日焼け止めやファンデーションを使って仕上げるのがおすすめです。

軟膏系クリームも活用したい

肌がいつもよりデリケートな状態になっていると感じるときには、ワセリンなどの軟膏系クリームが役に立ちます。お風呂に入ったときにも活躍してくれて、顔につければしみるのを軽減し、皮膚を守る働きが期待できます。

まとめ

角質の水分保持機能やバリア機能が弱い、乾燥性敏感肌。外的刺激に弱いものの、額から鼻筋にかけてのテカリが気になりにくく、きめが細かいので毛穴開きの悩みも起こりにくいといった、良さを持つ肌タイプでもあります。

そんな乾燥性敏感肌のお手入れの基本は、しっかりと保湿をおこなうこと。これができていれば肌を良い状態に維持しやすいです。うまく弱点をカバーして、美容に活かしてくださいね!

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