カビで肌トラブルが起こるって知ってた?状態によっては皮膚科受診も

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肌にいるカビのせいで、炎症を起こすことがあります。人によっては皮膚科で受診したほうがいいケースもあるので、状態に応じて適切な判断をすることが大切です。

当記事では、うまく問題を解決するため、この肌トラブルをよく知る丹沢まどかさんにお話を伺って

  • カビによる肌の炎症にはどんなものがある?
  • 肌のカビによる炎症に効果的なケア商品の選び方とは?
  • カビによる肌の炎症は市販のケア商品と皮膚科受診のどっちがいい?
  • カビによる肌の炎症を自宅でケアする方法とは?

について内容をまとめました。肌のカビによる炎症が気になる人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

カビによる肌の炎症にはどんなものがある?


誰の皮膚にでもカビはいるものです。しかし、カビが増えすぎると炎症につながってしまいます。そのため、どのような炎症が起こり、ほかにどういった皮膚などの問題が生じるのかを押さえておきましょう。

Tゾーンの周辺に起こる炎症

皮脂分泌の多いTゾーン周辺では、カビによって炎症やかゆみが出てきます。皮膚が荒れて、カサつき、粉を吹くような肌荒れになることもあります。また、皮脂の分泌が多いと、ニキビができたり、加齢臭の原因になったりすると考えられているので、適切なケアが大切です。

これらの肌トラブルは、皮脂や汗を栄養にして増殖したカビによって起きてしまう炎症です。このカビは、常在菌の一種であり、どんな人の肌にもいますが、増えすぎると肌トラブルにつながってしまいます。カビによる肌トラブルが軽度の場合、かゆみやカサつきがあっても放置する人もいますが、状況を悪化させてしまうことがあるので気をつけましょう。

頭皮に起こる炎症

頭皮においても、炎症を起こすと赤みが出てかゆくなります。頭皮の場合には、フケが出て脱毛を併発してしまうこともあるので要注意。具体的には、髪を洗ったのにすぐにフケが出てきたり、辛いものを食べたときなどにフケが出たりする場合などが挙げられます。

女性の場合は女性ホルモンの関係で、脱毛の症状ではなく髪が細くなることもあります。炎症・赤み・かゆみ・フケなどの症状が繰り返し出ている場合は、カビが原因かもしれないので注意して見てみましょう。

肌のカビによる炎症に効果的なケア商品の選び方とは?


肌のカビが炎症につながっている場合には、適切なケア用品を活用することが大切です。どのように選べばよいのか、チェックしておいてくださいね。

抗炎症成分が配合されている商品を選ぶ

炎症や肌荒れを落ち着かせるのに効果的な、抗炎症成分のグリチルリチン酸やトラネキサム酸が入っている化粧水がおすすめ。肌荒れを落ち着かせてくれて、美白効果がある化粧水にも含まれる成分です。頭皮の炎症を抑えたい場合には、かゆみやフケの予防効果が期待できるケア商品を選ぶとよいでしょう。

アミノ酸系化粧品

炎症している肌はバリア機能が低下し、敏感になりがちです。そんなときには、肌の成分に近いアミノ酸系の化粧品で潤いを残しながら洗い上げ、潤いを補給することをおすすめします。水分が足りないと、肌はもっとカサついてしまうので、肌に負担をかけないよう保湿することが大切です。

カビによる肌の炎症は市販のケア商品・皮膚科受診のどっちがいい?


肌の炎症が起こった場合、自分で治せるのかどうかが気になるところ。カビによる炎症が起こった場合、どんな対処をすればよいのか、ここでチェックしておきましょう。

市販のケア商品で対処できる場合

市販のケア商品で対処できるのは、炎症が軽度なケースです。

気温やストレスの有無によって症状が変わることもありますが、市販の化粧品や保湿クリームで、肌トラブルが落ち着くこともあります。軽い炎症のときには、ターンオーバーを促進してくれる食べ物を意識的に摂るように注意したり、リラックスして良質な睡眠をとったりするのを心がけるのが効果的です。

自宅でできるケア方法については後術しているので、症状に合わせたスキンケアによって上手に付き合っていきましょう。

皮膚科で受診したほうがよい場合

カビによる炎症が、首や背中など広範囲に出てしまった場合や、いつもの症状よりも炎症やかゆみが強い場合は、皮膚科で受診することをおすすめします。慢性化すると症状の緩和が難しく、落ち着いてもまた再発をして長引くリスクがあるからです。

また、頭皮の炎症で悩んでいる人のなかでも、フケ予防の効果が見込めるケア商品で効果が出ない場合にも、皮膚科で受診するのを検討することをおすすめします。ほかに原因がある可能性があり、自分だけで判断するとうまく解決できない恐れがあるからです。

カビによる肌の炎症を自宅でケアする方法とは?


カビによる肌の炎症が軽度な場合には、ホームケアをおこなうことができます。どのような方法が効果的なのか把握し、取り入れてみるとよいでしょう。

洗顔方法

カビによって肌の炎症が起こっている場合には、刺激の少ない洗顔料をよく泡だて、泡全体で包み込むように優しく洗い上げましょう。カビは肌の表面や毛穴にいるとされているので、刺激しないようにしっかりと洗うことが大切です。またタオルで拭き取る際も、優しく包み込むように拭き上げ刺激を避けましょう。

角質ケアを控える

皮脂が多い人のなかには、スクラブやピーリングなどの角質ケアを入念にする人もいます。ですが、角質ケアをやりすぎると、ターンオーバーが早くなりすぎてしまって、十分に完成していない肌が表面に出てきてしまいます。過剰な角質ケアをおこなった結果、刺激に対して弱い肌になり、状況が悪化することがあるので注意しましょう。

また、過剰なケアで皮脂を取りすぎると、肌の水分量が減ってしまい、乾燥につながるとも考えられているので、注意してください。皮脂は肌の水分が蒸発するのを防いでいるため、皮脂が少なくなると乾燥肌につながることがあるのです。そのため、皮脂が多いからといって角質ケアに力を入れるのはおすすめできません。

代謝をよくする


肌のカビは、皮脂や汗を栄養にして増殖しますが、皮脂や汗は止めることができません。したがって、肌全体のターンオーバーを促進し、新しい肌に生まれ変わらせることを心がけましょう。そのためにも、入浴時には体を温めて血流をよくし、入浴後5分以内に化粧水を塗って、肌の保湿力を高めるのがおすすめです。

また、食事に気を遣うことで、ターンオーバーの促進効果が見込めます。代謝をよくするために効果的な栄養素は、ビタミンB2やビタミンB6で、レバー・豚肉・サンマ・マグロなどに多く含まれています。サプリで補うのも有用なので、押さえておいてくださいね。

さらに、肌のターンオーバーを促すためには、良質な睡眠を確保することも大切です。その理由は、睡眠中に成長ホルモンが働くことによって肌が修復されるから。肌をしっかりと休めることで代謝がよくなっていくので、ぐっすりと眠れるように心がけてくださいね。

まとめ

カビによる肌の炎症は、皮脂分泌の多いところで起きやすいといわれています。そのため、Tゾーンや頭皮で起こってしまった炎症には気をつける必要があります。また、炎症の度合いによって、皮膚科で受診したほうがよいケースもあるので、肌トラブルを悪化させないように適切な判断を心がけましょう。

さらに、自分自身で取り組めるケアや、日常生活のなかでできることを把握して実践すれば、カビによる炎症を抑える効果が期待できます。普段の心がけを通して、綺麗な肌に近づいてくださいね。

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